インプットしたものが頭に定着せず、忘れてしまうということは、勉強が本分といわれる学生だけでなく、誰にでも起こりえることですよね。
せっかく時間をかけて勉強したのに、身につかなかった。。。なんてことにならないための効果的な方法をお伝えします。
それは「教える」です。
つまり、学んだことを第三者に伝えるのです。
あなたが教師になったつもりで、聞く人が理解できるように教えるのです。
教えるとなると、小さな疑問点にも気づきます。
その疑問に答えるために、調べたり、どう伝えるか考えたりしますよね。
そうやって自分のアタマで考えてアウトプットするという行為が、記憶の定着に役立ちます。
高校生のときに化学の先生がおっしゃっていました。

学生の時は、自分の弟に教わったことを教えているとよく覚えられた。
私自身も、教育実習で母校の高校で授業をしたのですが、何度もシュミレーションし、考えられる質問に対する答えを用意した上で、予行練習をしました。
インプット=勉強
アウトプット=教える
インプットは受動的ですが、アウトプットは能動的です。
ただ聞いて、ノートに書くインプットより、インプットした内容を自分の中でかみ砕き、伝わる話し方をし、どんな疑問点が浮かぶか想像するアウトプットのほうが明らかに頭を使いますよね。
我が子の宿題をみるとき、答え合わせをするのではなく、「なぜこの答えになったのか説明してもらう」のはどうでしょうか。
親は、「教える」ポジションでなく、「教えてもらう」ポジションにいること。
我が子はどんなふうに教えてくれるのかな?
ちょっと面白そうじゃないですか。
Z会プログラミング