子どもに隠れておやつを食べるということ

 お菓子のパッケージが子ども達に見られたら即バレなので、まず紙袋に入れて隠すのが基本だ。

ここにいるよ。

 こどもが遊びになっている隙に、パク!

 少量ずつ、音を立てないように。


 しかし、うちの次男はやたらそういう時の聴覚と嗅覚が良いので、ガサガサと袋をまさぐる音が聞こえると、遊びをやめてこちらに走ってくることがある。

 近くに来て、「あれ、チョコレートの匂いがする・・・」

 なんて言ってくる。


 しかし、ここで焦ってはいけない。

 相手は3歳だ。

「へぇ~、そうなんだ。あっちで絵本でも読もうか」

 などと言って、お茶を濁すとそれ以上は追及してこない。


 やっかいなのが、長男の方だ。

 「へぇ~」なんて我関せずの返事をしても、どこかに何か隠しているんじゃないかと追及してくる。

 そういう時は逆ギレだ。

「もう勝手に冷蔵庫開けんといてよ!」

 などと言って、とにかくその場から追い出す。

 なんちゅー親だ。

 または、

「りんご切ってあげるけん、あっちで待っといて」

 という手も使える。

 りんごを切るのはめんどくさいが仕方ない。

 なぜなら、これを言うと瞬時にしつこいガサ入れモードが、おやつ食べるモードに切り替わり、確実にその場をしのげるのだ。


 一人でゆっくり、誰の気配も気にせずおやつを食べるのなら、子どもが寝た後が一番良いのだが、なんせアラフォー。

 夜の間食が胃に重たい年ごろなのだ。

 なので、日中、忍者の修行のようにこっそり食べるのが関の山である。


 何を食べるかというと、無添加のおやつを食べることを心がけてはいる。

 しかし、魅力的なおやつには添加物が含まれている。

 そんな中でも、添加物の少ないものを選ぶのだ。

 お気に入りは、湖池屋ののり塩ポテチ。

 成分表は、馬鈴薯(国産で遺伝子組み換えではない)と、植物油、食塩、青のり、あおさ、香辛料、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)とシンプルなのだ。


 しかし、ポテチって、ほんと魔物。

 食べだしたら、脳の「もっと食べたい!!」センサーが刺激され、あっという間に一袋完食だ。途中で手を止めることなど到底あらがえない品物なのだ。


 しかし、子どもの目を盗む食べ方は、強制的ストップが入るのだ。

 これ以上は危険だ!バレる!というラインが必ずやってくる。

 食べられてポテチ5枚だ。


 どうだろうか。

 毎日5枚程度を食べるポテチ。

 なんて健康的なんでしょう。

 子どもに隠れておやつを食べることはデメリットだらけのようだが、実はメリットもあるのだ。

 この食べ方だと、完食まで何日もかかる。つまり何日もポテチを楽しめるのだ。

 冷蔵庫に入れておけばポテチの湿気もさほど気にならない。

 気になるのは、子どもが冷蔵庫を開けるときくらいだ。

 (見つからないか内心ヒヤヒヤ。)


 

 おやつを買うときは必ず成分表をチェックしている。

 買いやすいのは、やはり無添加おやつだ。

 スーパーで手に入る無添加おやつと言えば、トップバリューだ。

 トップバリューのオリジナルブランド商品の中でも、トルティーヤやせんべいは無添加なので、子どもと一緒に食べられる嬉しいおやつだ。

 身近にあるスーパーで無添加おやつを買えられるのは、とってもありがたい。

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