昨日のこと。
物の取り合いできょうだいゲンカが始まっていました。
弟は泣き叫びながら、兄がつかんでいるおもちゃを取り上げようと必死。
兄は、弟の姿を半笑いで見ながら、決しておもちゃを渡さない様子。
弟の泣き叫ぶ声が大音量で響く我が家。
いつもの私なら、兄の半笑いに怒り、弟にも譲るよう叱っていました。
でも、今回の私はいつもと違う行動に出ました。
その結果、私の気分はリフレッシュされ、いつの間にか兄弟ゲンカもおさまっているという、好循環が生まれていました!
きょうだいゲンカが始まったときに親がすべきこと・してはいけないこと
柴田愛子さんの著書『今日からしつけをやめてみた』のp156に、【きょうだいゲンカが始まったときに親がすべきこと・してはいけないこと】という章があります。
きょうだいゲンカが始まったら、親はほうっておきましょう、というのが結論です。
親が仲裁すると、「親はどっちの味方をするのか」に子どもの関心が行き、親が判決をすると(たとえ両方悪いとしても)、親が気に入ってるのは兄だ(弟だ)と思うというのです。
つまり、親が仲裁すればするほど、兄弟は仲が悪くなる、と。
きょうだいゲンカは、親のリフレッシュタイムの始まり
家がこどもの喧嘩で騒がしくなったら、「騒がしいから外へ出とくね」と子どもたちに告げて、私は外へ出ました。
外の空気にあたるだけでも、なんとなく気持ちがリフレッシュされます。
そして、ポストに入っていたDMを見たり、庭の草抜きをしたりして過ごしていました。
すると、弟がやってきました。「兄ちゃんに叩かれた」と言ってきたので、「そっかー」とだけ返事をして、「草抜きしてるんだけど、一緒にする?」と声をかけました。
弟は、アリに注目して一人で遊びだしました。
そうこうしていると、兄がやってきて「草抜きの道具持ってくる!」と倉庫へ取りに行き、私と一緒に草抜きをしました。
抜いた草で、兄と弟が遊びだし、さっきまでのケンカは無かったかのようでした。
草抜きも終わり、私は家へ戻り、子どもたちは庭で遊び続けていました。
なんて平和なんでしょう〜!
子どもたちのケンカが、どうやって決着したかも、何が原因だったのかも一切聞きませんでした。
こどもたちの間で感じることがきっとあったと思います。
親の介入がない方が子どもにとっては良いんだなと思わされた出来事でした。
柴田愛子さん
柴田愛子さんのことは、長男を産んだばかりの頃から一年間、NHKの『すくすくこそだて』という番組を見ていた中で、ゲスト出演されていて知りました。
40年以上現役の保育者である愛子さんの一味違った子どもに対する接し方、寄り添い方に目からウロコで、柴田さんの考え方をもっと知りたい!とブログも読んでいました。(ブログも目からウロコが落ちます。)
本『マンガでわかる今日からしつけをやめてみた』は、マンガは親目線の内容、文章は愛子さんの考えが書かれています。
マンガを読むと、子育てあるあるばかりです。
- ごめんなさいが言えない
- 公共の場で騒ぐ
- 他の子に手を出す、おもちゃを取り合げる
- 片付けない
などなど〜。
いやぁ、困った困った。
そんな困り事に、柴田さんが優しくスバリと応えてくれています。
愛子さんの考えに触れるとホッとします。
愛子さんの言葉は、こどもたちだけでなくお母さんたちへの愛情が感じられるからだと思います。
愛子さん、大好き!♡
Z会プログラミング