食事量は腹八分目が良いと、小さい頃から聞いてきた。
でも、わかります?
今の胃袋が何分目に来てるかってどうやったらわかるんだろうってずっと思ってました。
お腹いっぱい!はわかります。
お腹すいた~!もわかります。
ゼロ分目も十分目もわかるけれど、八分目がわからない。
もう少し食べたかったな~というところでやめておくのが目安と聞いたこともある気がします。
つまり、お腹いっぱいになる手前ってことだろうけど、それは七分目かもしれないし九分目かもしれない。
八分目ってどこやねん!
でもね、40歳を迎える年になって、なんかわかるようになった気がするんです。
私の個人的な感覚ですが、39歳は、体の変化が著しくありました。
例えば、大好きな生クリームを大量に食べられなくなりました。
私、生クリーム200mlを泡立てて冷蔵庫にスタンバイさせておくのが好きだったんです。
生クリームをスプーンで豪快にすくい、そのまま口へホーイ。
口中に広がる生クリームの味や舌ざわりが大好きだったんです。
ケーキの添え物でない、生クリームによる生クリームのための生クリームが主役のスイーツ。
しかし、今は悲しいことに、生クリームが主役の座から降りざるを得ない状況になったのです。
私の脳みそは、「生クリームいっぱい食べよう♥」と言っているのに、私の胃が「NO――――!!」と言うのです。
胃もたれが半端ないのです。
もう脳の声と体の声が一致しなくなったのです。
そして、最も大きな変化は、食べられる量が減りました。
若い頃は大食いだねなんて言われていたのに、食べ始めてすぐに「お腹いっぱいかも~」って感じるようになったのです。
それでも、元大食いですから、体が「お腹いっぱいかも~」なんて言ってても、「いやいや食べれるっしょ!」と脳の声に従い、無理やり口に押し込んでたんですね。
だって、目の前に美味しそうな料理があれば、脳の「お腹いっぱいでも食べたいんだろ?食べちゃえよ!」というささやきには勝てなかった。大丈夫、今までの私はこれくらい平気で食べてたんだから、余裕っしょ!って。
でも、そうやって体の声を無視していたら、食後に体調を崩すことが多くなりました。
何度も何度も何度も何度も体調を崩してやーーーーっと。
認めました。
私は変わった。
私の体は変わったんだ。
新しいステージへいったんだ。
老化というステージへ。
長い前置きですが、老化した今の私には八分目がわかってきた気がします。
これ以上食べると満腹になっちまうなって思えるようになりました。
若い時は、満腹になっても、消化パワーが強かったから、体調を崩さないんだと思います。「まだ食べたいんだろ?お腹いっぱい食べようや!」という脳のささやきに全振りできていたんです。
でも、消化パワーが弱まった今は、もう脳のささやきよりも、体の声に従わざるを得ないのです。後がしんどいから。
最近なんて、7合目(たぶん)あたりからゆっくり食べてます。
「どうだ?まだいけるか?もうやめとくか?」って慎重になるんです。
我が体に対峙して食べてますから、急に真顔ですよ。
まとめますと、「8分目まで」は若い頃には無理!
ネクストステージへ行って、実感が伴うようになった身でないと、八合目は実感はできませーん! (個人の感想です。)
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