新婚のときに、無印良品のベッドを2つ買いました。
シンプルな見た目が気に入ってました。
新婚のときに、3人がけのソファを買いました。グレーの生地で、畳の部屋においても馴染みが良く、気に入っていました。
新婚のときに、背丈以上の高さのある食器棚を両親に買ってもらいました。狭いキッチンで存在感を放ってましたが、新しい生活のワクワク感を盛り上げてくれました。
今は、全てありません。
大型家具を手放した理由
新婚のウキウキ気分で手に入れたベッド、ソファ、食器棚。
なぜ全て手放したかというと、引っ越し費用がかさむからです。
我が家は転勤族で、数年に一度、引っ越すことになります。
そして、あることをきっかけに決めました。
もう引っ越し業者には頼らない!
夫と二人、自力で引っ越してやるー!
となると、大型家具は自力引っ越しの大きな負担です。
夫と二人で運べるかどうかも大事な基準です。
ベッドもソファも食器棚も、時間と体力を使えば運べないことはないでしょう。
でも、大変なのは目に見えてわかるし、引っ越しフットワークも重くなります。
もう、身軽に生きたくなったんです。
引っ越し費用が31万円!半分は自腹!
3年前の話です。
当時住んでいた所から車で1時間半の山の僻地へ転勤が決まりました。
転勤が決まるのは3月の中旬。
そこから引っ越し業者を確保するのは困難の極みでした。
どの引っ越し業者も、日にちが埋まっていて、なかなか引っ越し業者がつかまらず焦っていました。
何社も問い合わせしをし、空いている日がないと断られ続け、ようやく1社のみ都合がつけられるという返事を頂きました。
お見積りに来てもらい、提示された値段を見て唖然としました。
31万円なり〜!!!
そんなにするものなの?!
ビビりました。31万円て!
いや、彼らも今の時期が稼ぎ時なのです。
うん、それはそうだろうが、だからといって高額すぎる!
足元を見られてるのかも。
でも、他社はどこも空いていないので、もはやこの一社に頼るしかありません。
泣く泣く契約しました。
会社からも引っ越し費用の補助は出ます。
出ますけどもね、我が家の引っ越し補助金額は、16万円でした。
半額赤字やないかーい!!
つまり、半額は自腹です。自らの腹です。
16万円自腹って!
一ヶ月の給料ですよ。12ヶ月の内、1ヶ月を引っ越し費用のために働いたっちゅうことじゃないか〜!
これが、私の「引っ越しは業者に頼まない!自力引っ越しじゃ!」という強い気持ちになったきっかけであります。
大型家具の手放し方
食器棚とソファは、リサイクルショップの方に家まで来てもらい、買い取ってもらいました。合わせて数千円でした。
ちょっとやっかいだったのがベッドです。
ベッドって、リサイクルショップで引き取ってくれる気がしないので、処分することにしたのですが、ちょっとした問題が。
私の住む地域では、マットレスは粗大ゴミとして出せないのです。
出せないゴミがあることを初めて知りました。
マットレスを処分するには、一般廃棄物収集許可業者に有料で頼まくてはいけない、ということです。
ここで思いつきました。ジモティー!
ジモティーとは、サイトに不用品を載せて、必要な方が無償または買取で引き取りに来てくれます。
ジモティーのおかげで、ベッド単体(買取)とマットレス(無償)を手放すことができました!
ジモティーありがたや〜。
そしてベッド処分の大変さを知って、もうベッドを買うことはないだろうと思いました。
生活スタイルは変化していく
新婚のときにウキウキしながら、気に入ったベッドやソファを使っていたのも良い思い出です。
今は、あの頃の価値観とは変わりましたが、それが生活っちゅうもんですよね。
家具があった頃も楽しかったし、手放した今も楽しいです。
今の私は、もっと身軽に生きたい。
まだ手放しの旅は続きます。
Z会プログラミング