コンポストに興味は常々ありましたが、なかなか私の重い腰は上がりませんでした。
コンポストにふみきれなかった理由
コンポストって、2、3ヶ月生ゴミを入れられますが、その後は熟成期間として一ヶ月は生ゴミを入れられません。
生ゴミを入れられない期間が一ヶ月あるといるのは、長すぎます。
その間、出てきた生ゴミはどうする?
可燃ごみに出す?
私の場合、可燃ごみとして出したくないからコンポストをしているのに、そうなれば本末転倒です。
ひたすらためておく?
冷蔵庫や冷凍庫に貯めておくことは不可能ではないでしょうが、スペースを取りすぎて、食品が入らないようになっては、これまた困ります。
熟成期間が始まったら、もう一つ新しいコンポストを用意していれば、生冷凍庫などに保管する必要はありません。
しかし、我が家はベランダも狭く、転勤族でもあります。
できるだけ物は増やしたくありません。引っ越すたびに重いコンポストを持ち運ぶのも気が引けます。
コンポストは堆肥になります。
我が家は狭いベランダ&転勤族のためベランダ菜園はしません。
畑へ持っていくにしても重い土を持ち運ぶのは大変そうです。
では、堆肥になった土をまたコンポストとして使えるのか?
この点は、調べてみてもわかませんでした。
もし、また土を買い足さないといけないのであれば、土が増えるのも困ります。
すべての問題をクリアにしたのが『キエーロ』
『キエーロ』とは、土の中に住むバクテリアが生ゴミを分解してくれるコンポストになります。
普通のコンポストとの違いは、
- 土が増えない
- 虫が発生しにくい
- 熟成期間が短い(夏は5日、冬は2、3週間)
- 用意するものが少ないので始めやすい
『キエーロ』を知ったのは、こちらの動画でした。
動画の女性が『キエーロ』生活を楽しんでいられる姿に、「私もやってみたい!」という気持ちが強くなりました。
生ゴミを自宅で処理できれば、万が一被災して家で過ごすことになった場合にも有効です。
『キエーロ』は、匂いもでず、虫もほぼ寄ってこないので、清潔な環境が保てます。
『キエーロ』の作り方と使い方はこちらの動画がわかりやすいです。
我が家は、家にあった入れ物と蓋を使ったので、キエーロを作るのにかかった費用は黒土代だけでしたので、900円ほどです。
ただ、この黒土が置いてあるホームセンターが私の住む地域にはほぼなく、あちこち電話して一箇所だけ見つけることができました。

生ゴミは使わなくなったオイルポットに入れてます。

この容器が一杯になったら、『キエーロ』に埋めています。
我が家は、大人二人と幼い子ども二人の家族構成で、一週間分くらいがこの容器にたまります。
『キエーロ』に埋めに行くころには、ちゃんとバクテリアが分解してくれて土になっています。
土をかき混ぜていると、虫は2、3匹飛んでいますが、不快なほどではありません。
使いだして2ヶ月たちますが、『キエーロ』は、運用がしやすいし、設備も安く済ませられるし、めっちゃいいと思います。
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