【子どもが文字を読めるようになるまで】のアプローチ方法

  子どもが文字を読めるようになるのは何歳からだろうか、なんて思ったこともない時にこの本を読んで衝撃を受けました。

 アグネス・チャンさんの3人の息子さんは2歳前後で文字が読めるようになったそうです。

 さらに、一番下のお子さんは1歳代で読めるようになったと書かれています。

 そんなに早くから!?

 すごい能力だ!!

 でも、我が子も可能なのだろうか?と思い、当時2歳の息子にひらがなを教えてみることにしました。

 その時に使ったのが『あいうえお表』です。

 

『あいうえお表』を見える所に貼る

 教えだしたはいいものの、間違うことが多く、そのたびついつい「違うやん!」と強めに指摘してしまう自分がいて、「こんな赤ちゃんに強い指導してしまうって違うでしょ」と思い、すぐに教えるのを止めました。

 遊びながら、とか、やさしく、とか、興味を持てるように、とかそういうやり方ができなかったので、私は教えるのに向いていないと思いました。

 教えるのはやめましたが、『あいうえお表』はいつでも見えるよう部屋に貼っておきました。

 

『絵本の読み聞かせ』の習慣をつける

 生まれたての赤ちゃんの頃から、絵本の読み聞かせをしていました。

 ファーストブックは出産祝いに頂いた『しましまぐるぐる』

 赤ちゃんの発達を促す工夫がされており、シリーズは累計200万部のロングセラーとなっています。

 2019年には、翻訳版が北米で権威ある賞を取ったそうです。すごい!

参考 全米が泣きやんだ!? 日本で大定番の”赤ちゃんが泣きやむ絵本”『しましまぐるぐる』が、アメリカで権威ある賞を受賞!GakkenGakken学研プラス公式ブログ

 そして、2歳頃から月に1冊、絵本の購入を始めました。

 絵本の購入は、童話館グループがしている『童話館ぶっくくらぶ』の絵本の配本コースを頼んでいます。

 毎晩、寝る前に絵本を読むのが習慣です。

『あいうえお表』と『絵本』が出会う瞬間が来る

 通常、絵本の読み聞かせをしているとき、子どもは『絵』の方を見ます

 しかし、絵本には当然『文字』も書かれています

 最初は、絵の方しか見ていなかった子どもも、『文字』に注目を向けてみると少しずつ興味を持ち出し、その文字が『あいうえお表』のどこにあるか探すようになりました。

 当時、『あいうえお表』は枕元のすぐ上に貼ってありました。

 絵本読み聞かせる時、『あいうえお表』もすぐ見える場所に貼ってあることで、すぐに文字探しにも移行できます。

 子どもにとっては、『あいうえお表』での文字探しは一種の遊びです。

 子:「絵本にある【し】は、表のここにある!」

 私:「正解!表の【し】に書かれている絵はなんでしょう?」

 子:「しまうま!」

 私:「そう!しまうまの【し】だね」

 という風に、絵本の読み聞かせをしながら、楽しい雰囲気の延長で『あいうえお表』に注目するようになりました。

 そして、文字への興味が高まると、『あいうえお表』に書かれている絵をヒントに文字を覚えていくようになりました。

5歳になった現在

 5歳になった現在では、一人で読むことが多くなりました。

 最近では、絵本より漫画を読むことの方が増えました。

 大人と同じ読むスピードではありませんが、本人のペースで漫画に没頭しています。

 漫画には漢字が書かれてあるので、その影響で「子」とか「水」とか画数の少ない漢字も覚えたようです。

 文字も書き出しました。

 『あいうえお表』はすっかりボロボロになりましたが、その表を見ながら家族や友達に向けて手紙を書いています。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA