つまらないソロ活、楽しいソロ活。

 

ソロ活とは?

 ソロ活ってご存じでしょうか。

 先日、こちらのドラマを見て、初めてその言葉を知りました。

  『ソロ活女子のススメ』

 誰ともつるまずに、一人で行動することをソロ活と呼ぶようです。

 前は、「おひとり様」って言ってましたよね。

 おひとり様の場合は、レストランやカフェなど飲食店で使われるイメージですが、ソロ活はさらに場を広げて使われているようです。

 ドラマでは、プラネタリウムとラブホテルへ一人で行っていました。

 しかし、「活」ってつくと、ちょっと気合がいる印象です。

 ドラマを見ていても、どこまで一人で行けるか!?と開拓している様子でした。

 最初の一歩を踏み出すのに勇気を使うけれど、実際に入ってみれば案外リラックスできるし、一人で十分楽しめる!というのがゴールのようです。

 

つまらないソロ活

 ドラマを見ていて、気が付きました。

 私、ソロ活経験者でした。

 先日、人生で初めて、一人でラーメン屋さんに入りました。

 そこは、前から気になっていた行列のできるラーメン屋で、さらにカウンターしかない狭いお店。

 しかも、おしゃれカウンターで椅子が高い!

 ベビーカーで入店なんてまず無理。

 これは、なかなか行ける機会がないな、と思っていたのですが、夫に子供を任せ、一人で行くチャンスが巡ってきました!

 行列のできるラーメン屋さんなのですが、その日は雨が降っていたのもあってか、誰も並んでいない。

 といっても、お店についたのは30分前。

 しかし、時間をつぶす場所はありません。

 30分、たった一人でお店が開くのを待ちました。

 ガラス張りのお店ですので、スタッフの方々から、私が一人で待っているのはまるわかり。

 気まずい雰囲気の中、電子書籍を読みながら待ってました。

 お店の方からしたら、謎の存在だったかもしれません。

 結局、ほかに並ぶ人も来ず入店になりました。

 二度とこないかもしれないこの機会を堪能すべく、後悔の無いようメニュー決定に魂込めました。

 いただいたラーメンは、また食べに行きたいくらいおいしかったです! 

 でも、味には満足したけれど、なんかさびしい。。

 複数人でこのラーメンを頂いていたら、「おいしい」とかなんとか感想を言いながら食べるのですが、なんせこちらはおひとり様、もといソロ活中。

 無言でおごそかに頂きました。

 子供と一緒だったら、やれグラスをひっくり返さないか、ちゃんと食べているか、などいろいろ気を張ってしまうので、一人でゆっくり自分のペースで食べられるのは、ほんとうに貴重です。

 しかし、この美味しさを誰かと共有できないのはツマラナイ。

 もし、私がこのソロ活を楽しいものに変えられるとすれば、誰かと会話すること。

 例えば、お店のスタッフの方に「おいしいですね。」と声をかけるとか。

 ちょっとハードルが高いうえに、このコロナのご時世ですから、黙食がマナーでもあるし、話しかけないほうが良いのかな~と思って、無言で退出しました。

 ちょっとした寂しさは残ったけれど、めちゃくちゃ気分転換になったのは事実。

 一人の時間は本当に大切!

 だけど、また一人時間を持てたときに同じこと(ラーメン屋入店)をするかと自問した答えはNO。

 なぜなら、やはり一人で完結してしまうことが、ツマラナイ。

思いっきり楽しめるソロ活

 思いっきり楽しめるソロ活って、「誰にも邪魔されたくない!」「一人で堪能したい!」というものじゃないかと思う。

 私の場合、「絶対一人で行きたい!」と思う場所があります。

 図書館です。

 本屋さんじゃないです、図書館です。

 本屋さんももちろん好きですが、買いたい本を決めているときしか行きません。

 しかし、図書館って無料なんです。当たり前ですが。

 これってすごいことだと思うんです。

 読んでみたいと思う本が、無料でいくらでも読めるって、本当にありがたい施設です。

 たくさんある本棚の間を、ウロウロしながらタイトルを見て、気になる本を見つけていく。

 見つけたときの喜び。帰って読めるわくわく感。

 だいたい上限まで借ります。(30冊くらいです)

 借りた本のタイトルは、今の私の心境を表しています。

 それも面白いです。

 だって、だいたいの悩みや気になることに対する解決案が、すでに本として出版されているんです。

 図書館は、好奇心を満たしてくれる場所でもあり、悩み解決の救世主でもあります。

 今は、子供が走り回ったり、本棚から本をバタバタ落としていくので、もっぱら移動図書館のお世話になっています。

 でも、一人時間が確保できたら、次は図書館へソロ活したいです。

まとめ:ソロ活で新しい自分と出会う

 結局、ソロ活を楽しめるか否かは、その人の趣味嗜好ですね。

 あえて一人でやりたいことなら、なんだって楽しいソロ活になる。

 そういうソロ活って、特に「私、一人だ!」ってあんまり意識していません。

 そういう意味では、もはやソロ活ではないかも。

 単なる趣味。

 初めての分野に一人で行って、どう自分が思うのかを体験するのがソロ活なのかもしれません。

 一人でラーメン屋に入って感じたことは、良い経験でした。

 行ったからこそ、次は違うことをしたいと思えました。

 一人で入るドキドキ感も楽しかった。

 ソロ活をすることで、自分がどう感じるのか向き合えます。

 知らなかった自分に出会えるかも。

 

 

 

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