今日、久しぶりに両親に会いました。
元気そうで安心しました。
子ども達もおじいちゃんおばあちゃんに会えて、とても喜んでいました。
私ももちろん会えて嬉しかったです。
ただ、子育てについて話すと、お互いの価値観の違いにぶつかりました。
私と両親は親子でもあるけれど、子を持つ親同士、同じ立場なんだと気づきました。
親の考えと、私の考えは違っていて、意見を言い合いはしたけれど、ケンカになるわけでもありません。
ただ私と親の根っこにある価値観の違いが見て取れました。
親と話し終えた後、なんとなくモヤつくのは何でだろう・・・とぼんやり考えていました。
親と話してモヤモヤすることもある
私は親子関係は良好だと思っています。
思ったことを素直に話せるし、親も率直な意見をくれる。
だけど、価値観が違う話題になると、モヤつきます。
親と話してモヤつく原因 親に認められたいという呪縛
親に「その考え方は違うと思うよ」と言われると、ムキになって言い返してしまいます。
たぶんそう思われるだろうな~という話題は、自分からしなければ良いのかもしれませんが、私はついつい言っちゃうんですよね。
たぶん、「そういう考え方もいいね」って言ってもらえる希望を持っているからなのかなぁ。
で、今回会ったときは、私の意見に対して「いいね」と言われることはなく、むしろ、やや否定的でした。
そのうえで、私の意見を言い、なんとなく受け入れられて話題は終わったのですが。
やっぱりモヤっとするのは、「親が私の意見に否定的だったこと」なんですよね。
ここに、私の中にいる「子ども」を実感しました。
親に認めてもらいたがっている子どもです。
相手が親でなかったら、「そういう考え方なんだね~」で終わりなのですが、相手が親だと「私はこう考えている!わかって!」とムキになってしまうのであります。
この自分を認めてもらいたくてムキになってしまうところに、親子関係の呪縛がある気がしています。
親子関係の呪縛からの解放 キーワードは多様性
親は高齢だし、私もアラフォーです。
そろそろ親子関係の呪縛から解き放たれようかと思います。
自分が親に対してムキにならずにいるために、意見が合わないであろうことを話題に出さないという方法もあると思います。
でも、衝突を避けるのって違うよな~と思うのです。
価値観の違いを認め合えるのが、多様性なんじゃないかと思います。
まず、相手の意見を認めようと思います。
どんなに自分の価値観と違っていても、「うんうん」って聞こう。
だって、自分だけ「認めて~」って求めるのって対等ではない。
認めてもらいたいなら、相手の意見もまず認めないとダメなんじゃないかな。
いや、認めるって言っても相手の意見を受け入れるんじゃないです。
受け入れられない意見もたくさんありますから。
でも、その意見に至った相手の存在を認める。
「そっか、そう思うんだね」と。
そのうえで意見が言いたいんなら、「私はこう思ってるよ。」って。
親が意見を押し付けてきてもあせらない。(すぐあせって言い返すクセも直したい)
「うんうん」と聞いておく。
まずはここからです、私。
多様性を認めることが、呪縛の解放からの第一歩かな~と思います。
多様性を認める練習は毎日できる
親子関係の呪縛って対親だけじゃないんですよね。
対子どもにも当てはまります。
そうです、私が我が子に呪縛をかけているのです。
「こういう子供に育ってほしい」という思いは、子どもの呪縛になりえます。
敏感な子どもは、それを感じ取り、そう演じようとするかもしれません。
それが呪縛ーーー!
恐ろしい・・・でも、やっちゃってますよ、私。
子どもに対しても「あなたはそう思うんだね」とまずワンクッションはさもう。
毎日コツコツ練習です。
本の紹介『脱・呪縛』
こちらの本『脱・呪縛』は、こどもに語りかけて書かかれていて、大人がこどもの気持ちを理解するのに役立つ一冊だと思います。
親が子どもに呪縛をかけているという発想はこの本から学びました。
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